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    IceDriveとは?pCloudとの比較や料金プランを徹底解説

    ice drive とは
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    この記事では、公式サイト(https://icedrive.net)を参考に、次世代クラウドストレージサービス「IceDrive」について、その特徴、評判、料金、人気のpCloudとの比較、そしてどんな人におすすめなのかをわかりやすく丁寧に解説します。


    目次

    IceDriveがどんなサービスなのか

    IceDriveは、2019年にイギリスでサービスを開始した、比較的新しいクラウドストレージサービスです。「次世代のクラウドストレージ」を標榜しており、特に以下の3つの大きな特徴を持っています。

    1. 究極のセキュリティ「クライアントサイド暗号化」

    IceDriveの最大の特徴は、非常に強力なセキュリティです。
    多くのクラウドストレージはサーバー側でファイルを暗号化しますが、IceDriveは「クライアントサイド暗号化(ゼロ知識暗号化)」を採用しています。これは、ファイルがあなたのPCやスマホからアップロードされるに暗号化され、あなただけが持つ暗号化キーでしか元に戻せない仕組みです。

    つまり、IceDriveの社員ですら、あなたのファイルの中身を見ることは絶対にできません。機密情報やプライベートな写真を、誰にも見られることなく安全に保管したいユーザーにとって、これは最大の魅力です。

    2. PCの容量を圧迫しない「仮想ドライブ」機能

    IceDriveのデスクトップアプリをインストールすると、PC上に「仮想ドライブ(I:ドライブなど)」が作成されます。これは、まるでPCに外付けHDDを接続したかのようにクラウド上のファイルに直接アクセスできる機能です。

    従来の同期型と違い、クラウド上のファイルをPC本体にダウンロードしないため、PCのハードディスク容量を全く消費しません。10TBのプランを契約していても、PCの空き容量を気にせず全てのファイルにアクセスできる、非常に便利な機能です。

    3. 洗練された美しいデザイン

    後発のサービスなだけあり、ウェブサイトやアプリのインターフェース(UI)が非常にモダンで直感的です。動作も軽快で、使っていてストレスを感じさせないデザインも高く評価されています。


    IceDriveの評判

    IceDriveは比較的新しいサービスですが、その特徴から多くのユーザーに評価されています。ここでは、よく見られる良い評判と、利用前に知っておきたい注意点をまとめました。

    良い評判・口コミ

    • 「セキュリティが最高レベルで安心」
      やはり、ゼロ知識暗号化が標準で使える点を評価する声が最も多いです。機密情報やプライベートなデータを安心して預けられる点が最大の支持理由となっています。
    • 「ライフタイムプランのコスパが良い」
      一度支払えば追加費用なしで永続的に使えるライフタイムプランは、長期的に見ると非常に経済的です。特にセール時には、他社を圧倒するコストパフォーマンスを発揮します。
    • 「仮想ドライブが想像以上に便利」
      PCの容量を全く消費しない仮想ドライブ機能は、「一度使うと手放せない」と高く評価されています。低容量のノートPCなどを使っているユーザーには特に好評です。
    • 「インターフェースが綺麗で速い」
      モダンで洗練されたデザインと、軽快な動作を評価する声も多く見られます。

    悪い評判・注意点

    • 「サポートの対応が英語基本」
      イギリスのサービスであるため、カスタマーサポートとのやり取りは基本的に英語になります。日本語でのサポートを期待するユーザーにとってはハードルになる可能性があります。
    • 「暗号化フォルダ内の機能制限」
      セキュリティを最優先しているため、暗号化されたフォルダ(Encrypted)内では、ファイルのプレビューやメディアのストリーミング再生ができません。この点を不便に感じるという声もあります。
    • 「サービスの歴史が浅いことへの懸念」
      pCloudやDropboxといった老舗サービスと比較すると、運営実績がまだ短い点に不安を感じるユーザーもいます。ただし、サービス開始から安定して運営されています。

    IceDriveの価格

    IceDriveには、無料プランと3つの有料プラン(Pro)があります。支払い方法は月払い、年払い、そして一度の支払いで永続的に使える「ライフタイムプラン」が人気です。

    主な料金プラン(2025年時点の参考価格)

    プラン名 ストレージ容量 ライフタイム価格(一括払い) 特徴
    Free 10GB 無料 基本機能のみ。クライアントサイド暗号化はなし。
    LIFE 500 500GB $299 クライアントサイド暗号化対応。
    LIFE 2K 2TB $479 大容量ユーザー向け。クライアントサイド暗号化対応。
    LIFE 10K 10TB $1199 超大容量ユーザー向け。クライアントサイド暗号化対応。

    ※価格はキャンペーン等で変動します。最新の価格は必ず公式サイトでご確認ください。
    ※月払い・年払いプランもありますが、長期的に使うならライフタイムプランが圧倒的にお得です。


    IceDriveとpCloudの比較

    IceDriveとしばしば比較されるのが、同じくライフタイムプランで人気の「pCloud」です。どちらも優れたサービスですが、得意なことが異なります。

    項目 IceDrive pCloud
    設立国・歴史 イギリス (2019年〜) スイス (2013年〜)
    最大の特徴 究極のセキュリティ メディア機能と利便性のバランス
    暗号化 クライアントサイド暗号化
    (有料プランに標準搭載)
    クライアントサイド暗号化
    (有料オプション「pCloud Encryption」)
    仮想ドライブ ◎ 非常に優秀 ◎ 非常に優秀
    ファイルプレビュー △ 暗号化フォルダ内のプレビューは不可 ◎ 非常に優秀
    (音楽・動画のストリーミング再生に強い)
    共有機能 〇 基本的な機能 ◎ 高機能
    (パスワード、有効期限設定など)
    価格 暗号化機能込みでシンプル 暗号化は別料金のため、必要な場合は割高になる

    比較のポイント

    • セキュリティを最優先するならIceDrive
      pCloudで同等のセキュリティを求めると、追加オプション料金がかかります。最初から全ファイルを最高レベルで保護したいなら、有料プランに標準で含まれるIceDriveが明快でお得です。
    • 音楽や動画の保存・再生がメインならpCloud
      pCloudはクラウド上に保存した音楽や動画を、ダウンロードせずにストリーミング再生できる機能が非常に強力です。この点ではpCloudに軍配が上がります。
    • 実績と信頼性ならpCloud
      pCloudはスイスに本拠を置き、運営歴も長いため、より実績と安定感を重視するユーザーに好まれます。

    結論

    IceDriveとpCloudはどちらも優れたクラウドストレージですが、どちらを選ぶべきかはあなたの「最も重視するポイント」によって決まります。

    IceDriveがおすすめな人

    • 何よりもセキュリティを最優先したい人
      (個人情報、仕事の機密データ、誰にも見られたくないプライベートなファイルを保管したい)
    • シンプルな料金体系で、最高の暗号化機能を手に入れたい人
    • PCのHDD容量を節約しながら、大容量のデータにアクセスしたい人

    pCloudがおすすめな人

    • 写真、音楽、動画などのメディアファイルを大量に保存し、いつでもどこでも楽しみたい人
    • ファイル共有を頻繁に行い、パスワード設定などの高度な機能を使いたい人
    • 運営歴の長い、より実績のあるサービスを使いたい人

    まとめると、「セキュリティのIceDrive」「メディアと利便性のpCloud」と言えるでしょう。

    どちらもライフタイムプランを提供しているため、長期的なコストを抑えたいユーザーにとっては最高の選択肢です。ご自身の使い方に合ったサービスを選んで、快適なクラウドライフをお送りください!

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