Y!mobileの一括1円コーナーでよく見かけるこの端末、moto g66y 5G。
どうせ安かろう悪かろうでしょ?と思って手に取ってみたんですが、最初の印象は「あ、これ意外と好きかも」でした。
特に背面のレザー調の質感が、安物特有のプラスチック感をうまく消しています。ただ、実際にメイン機として使ってみると、カタログスペックには載っていない重さや使い勝手のリアルが見えてきました。
コスパは最強クラスですが、選ぶ人を選ぶ一台です。その辺りの迷いも含めて、率直にレビューします。
まず結論:この端末の特徴と買いな人、スルーすべき人
まずは結論からお話しします。このスマホを一言で言うなら、多少重くても、頑丈で画面が綺麗なスマホが欲しい人のための最適解です。
おすすめできるのはこんな人です。
まず、お風呂で動画を見たい人。この価格帯では珍しいIPX8/IPX9の最高等級防水に対応しています。シャワーがかかるどころか、うっかり湯船に落としても真水なら平気なのは心強いです。
次に、動画を綺麗に見たい人。競合のスマホがHD+画質でお茶を濁す中、こちらはフルHD+です。YouTubeやNetflixの画質は明らかにこちらのほうがシャープで満足度が高いです。
そして、バッテリー持ちを気にする人。5,200mAhのバッテリーは伊達じゃありません。
逆におすすめできないのはこんな人です。
スマホは軽さが命だという人。正直、重いです。約200gありますが、ケースをつけるとさらにズッシリきます。寝っ転がって操作していると手が疲れます。
また、複数のアプリをガンガン使う人も注意が必要です。Y!mobile版はメモリ(RAM)が4GBしかありません。アプリを切り替えるときに一瞬待たされることがあり、せっかちな人はイライラするかもしれません。
moto g66y 5G スペック情報まとめ
ここで基本スペックを整理しておきます。
発売日:2025年7月10日
画面サイズ:約6.7インチ 液晶ディスプレイ
解像度:FHD+ (2400 x 1080) / リフレッシュレート最大120Hz
サイズ:約166mm x 76mm x 8.5mm
重量:約200g
CPU:MediaTek Dimensity 7060
メモリ:4GB(RAMブーストで仮想的に拡張可能)
ストレージ:128GB(microSDカード最大1TB対応)
バッテリー:5,200mAh / 30W TurboPower充電対応
カメラ:アウト約5,000万画素 (広角・LYTIA 600) + 800万画素 (超広角) / イン約800万画素
生体認証:側面指紋認証 / 顔認証
防水・防塵:IPX8 / IPX9(完全防水・温水噴流への耐性あり)
耐久性:MIL-STD-810H準拠
おサイフケータイ:対応 (FeliCa)
OS:Android 15
深掘りレビュー:何ができて、いつまで使える?
スペック表には書かれていない実際のところを深掘りします。
セキュリティと寿命について
安価なスマホを買うときに一番不安なのが、すぐ古くなるんじゃないかという点ですよね。
この機種は2025年夏モデルなので、セキュリティアップデートは発売から概ね3年間、2028年の夏頃まで続く見込みです。
OSアップデートもAndroid 16あたりまでは提供される可能性が高いです。搭載されているCPU(Dimensity 7060)は普段使いには十分な性能を持っており、3年後でもちょっと遅いかな?くらいで使い続けられる基礎体力を持っています。長く大事に使いたい人にとっても、悪くない選択肢です。
実際にできることと厳しいこと
いいところ
快適にできることとして真っ先に挙げたいのが、お風呂スマホとしての利用です。
これが最強のメリットです。防水性能が半端ないので、ジップロックに入れずにそのまま浴室に持ち込めます。長湯のお供には最高でした。もちろん、入浴剤入りのお湯や石鹸水は避けたほうが無難ですが、シャワーの水しぶきを気にしなくていいのは本当に楽です。
動画視聴も快適です。画面がフルHD+なので、文字や映像の輪郭がくっきりしています。スピーカーもステレオ(端末の上下から音が出る)に対応しており、横持ちしたときの臨場感はモノラルスピーカーの機種とは段違いです。Dolby Atmos対応なので、音の広がりもそこそこ感じられます。
日常の決済も問題ありません。改札の通過やコンビニでの支払いは、反応速度もスムーズでした。
一方で、工夫すればできることの範疇に入るのがゲームです。
原神などの重いゲームも、画質設定を低や最低に落とせば遊べなくはないです。ただ、長時間プレイすると本体がほんのり熱くなり、メモリ不足でアプリが落ちることもありました。暇つぶし程度ならOKですが、ガチ勢には向きません。
いまいちなところ
明確に苦手なことは、片手操作です。
画面がデカくて本体も重いので、片手で画面の端まで指を届かせるのは至難の業です。電車で吊革につかまりながらの操作は、落としそうでヒヤヒヤしました。まあ、頑丈だから落としても大丈夫かもしれませんが、精神衛生上よろしくありません。
あと、カメラ性能については過度な期待は禁物です。
メインカメラにソニー製のLYTIAセンサーを採用しているので、明るい場所では綺麗に撮れます。でも、夜景や薄暗い室内だとノイズが目立ちます。インカメラも800万画素と控えめなので、自撮りにこだわる人には物足りないでしょう。
利用した感想まとめ
実際にmoto g66y 5Gをメインで数日使ってみて感じたのは、安心感の塊だということです。
雨に濡れても平気、汚れたら水で流せる、バッテリーも5,200mAhあるので1日は余裕で持つ。この気を使わなくていいという感覚は、一度味わうとなかなか抜け出せません。
特にPANTONEコラボのカラーリングは、落ち着いた大人の雰囲気があって所有欲を満たしてくれます。一括1円で手に入る端末としては、破格のビルドクオリティだと思います。
一方で、ふとした瞬間に重いな……と感じるのも事実です。
ポケットに入れたときの存在感や、長時間通話したときの手首の疲れ。この重量感と引き換えに頑丈さと大画面を手に入れたんだ、と割り切れるかどうかが評価の分かれ目になります。
総評として、スマホは道具だ、ガシガシ使いたいという実用主義の方には、間違いなく頼もしい相棒になります。逆に、スマートに軽やかに持ち歩きたい方は、もう少し軽い機種と比較してみるのが良いでしょう。
もしあなたがお風呂でYouTubeを見たいなら、この機種一択です。
参照サイト
Y!mobile – スマートフォン製品一覧
https://www.ymobile.jp/lineup/motog66y/

